「木育」は、様々な世代を対象とする活動であり、対象者によって、その内容が異なることから、段階的な取組(ステップ・バイ・ステップの取組)を行うことが大切である。
具体的には、
ステップ1 触れる活動「触れ、感じる」
ステップ2 創る活動「創り、楽しみ、学ぶ」
ステップ3 知る活動「知り、理解し、行動する」 |
の3段階の活動を段階的に進めることで、様々な素質を持った人間を、あたかも花が開くように育むことができる(下図参照)。
なお、「木育」を進めるにあたっては、対象者の年齢や知識にあわせて、ステップ1、ステップ2、ステップ3で活動内容が異なるため、対象者に応じたパターン分け(例えば、幼児用、児童用、社会人用等)をすることが必要である。
また、今回提示する各ステップは、基本的な流れを示すものであり、対象者の木材に対する認識や理解度に応じて、初期段階のステップを省略したり、ステップの順序を組み替えることも想定される。
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